■12月31日ひとこと Dinner for One 毎年ドイツとオーストリアでは、大晦日の晩に、1972年につくられたこの「ディナー・フォー・ワン」という白黒番組が延々と放送され続けているそうです。また、裏番組でも「いま他局はディナー・フォー・ワンをやっている時間ですが」などと紹介されるらしい。もともとはイギリスの話らしいです。おもしろい風習ですな。
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■12月30日ひとこと 2ちゃんねるニュース速報+ナビによる今年の祭りスレ これが今年一年の振り返りかな。一定の基準で投稿数が多いとされるスレッドの記録です。いちばんスレが伸びたのはエイベックスの「のまネコ」問題。瞬間風速はあびる優の窃盗問題。これも社会の関心の一端です。
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■12月28日ひとこと 【「被害者名発表は警察が判断」修正・削除なし】 これはだめだろう。おそらく政府は撤回するでしょうが、個人情報保護法案のときにもあったように、政府というのはこのようなプレッシャーを常にかけてくるものだと考えないといけません。これについては一切妥協してはならないと思います。
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■12月26ひとこと セブン&アイ、西武百貨店とそごうを傘下に・・・そうかっ! これ、じゅうぶん考えられたことですよ。鈴木氏と和田氏はお互い優れた経営者ですし、仲がいいですからね。西武がやばくなった頃、和田氏は鈴木氏を何度か社内の講演会に招いて、教えを乞うたという事実があります。ただシナジー効果があるのかどうかはよくわかりませんね。
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■12月25日ひとこと 友人が本を出しました。
「乗っ取り屋と用心棒―M&Aルールをめぐる攻防」(日本経済新聞社)
しかしこの「第1章 蜂の一穴」というのはなんなのかな。蜂の一刺し+蟻の一穴か・・・。
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■12月24日 ひとこと 証人喚問パート2来月やるんですね。
きのうの秋葉原はすごい人出でした。横断歩道で、中国人が8面しかない新聞を配っていました。「大紀元時報」というんですよ。知ってましたか?
どうやらニューヨークにに本社のある反体制新聞のようです。中国語版発行部数120万部。日本では6月から週2回発行で、もらったのは14号目でした。秋葉原に事務所があるらしい。法輪功が関与しているという指摘もあります。
内容は、(日本の多くのメディアと同様に)ジャーナリズムのルールからは逸脱した誘導的な表現の記事が散見され、記者のレベルが低いことが見て取れます。1面では、広東省で強制収用された土地の保証に対する抗議の武力制圧で射殺された農民は70人以上と書かれています。中国政府は、公式には虐殺はなかった。自爆による死者は3人としています。しかし、この新聞には、4人の死者の実名と遺族の証言、村の様子の取材内容が書かれています(サイトに写真あり)。
3面には、「中国経済の現状と展望」として、国家統計局では首相が目標数値に介入していると報道されています。でもこれって、日本でも数年前までやっていたことだし、日本では大蔵省が各民間シンクタンクの経済予測に容喙していたので、政府内で介入している中国よりひどいんですけど・・・。
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■12月22日 ひとこと 強度偽造問題についての2回目の証人喚問は、やったほうがいいんでしょうか? 見れば面白いとは思うけど、新しい事実が出てくるとも思えないし。だけどマンションルートを取り上げないとすると、1度目の証人喚問をやった意味がよくわからないし・・・。
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■12月18日 ひとこと 小川和久さんに新著『日本の戦争力』を送っていただきました。ちょうど今、「国防」をテーマにした連載をしていますが、これは非常にいい頭の整理になります。「世界の主な扮装と領土問題」の表なんか、なかなか便利です。
一読して思ったのは、9・11テロは日本にとって対岸の火事ではない、われわれは当事者であるといった考え方や、日米安保、イラク戦争、北朝鮮への態度など、まったく同感するばかりだということです。でもこれって、考えてみるとわたしが以前小川さんに教わったことをベースにして自分の認識を作ってきたからかもしれません。
日本の国家としての機能に関心のある人にはよくまとまった本としてお薦めできる本ですよ。
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■12月17日 ひとこと 個人の資産のうちのリスク資産比率が10%を超えたそうです。だもんで最近,ど素人が株に手を出そうとするケースが増えているらしい。パソコンリテラシーのないばあさんが、郵便貯金を下ろして証券会社の店頭に持ってくるけど、今はもう店頭は縮小しているので、対応できなくて証券会社も困っているという話も。新規マネーが流れ込んでいるので、もしかしたら日経平均2万円くらいまで行くかもしれませんね。
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■12月14日 ひとこと なるほど! 証人喚問を聞いていて思い出しました。わたしがプレジデント編集部にいたころ、窓から見える道を挟んですぐ向かい側に昭和30年代につくったであろう古くさい、みずぼらしいビルが建ってたんですよ。汚いビルだなあと思っていました。神戸の震災後しばらくして、そのビルは壊され、いったん更地になった後、立派なビルになったんですよ。そのビルこそ、総合経営研究所でした。わたしは「このビルは何をやっている会社なのかなあ?」と思いましたが、あのあたりにはそういう訳のわからない会社がたくさんあるので、詮索もしなかったわけです。いまになってそれがわかるとは・・・。
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■12月9日ひとこと 小泉首相が打ち出した「議員定数を衆院300,参院150に」。すばらしいじゃないですか! ぜひ実現させていただきたいものです。
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■12月8日ひとこと 今日から新しい連載を始めます。メディアでは報道されていない話ばかりなので最初は「エッ」と思われるかもしれませんが、読み進まれるうちに妥当な話に見えてくると思いますよ。
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■12月7日ひとこと かんべえさんの今週の溜池通信「中国初出張の印象記録 」 が面白い。中国に行った話なのですが、中国は国交正常化の時に日本の侵略責任をA級戦犯に着せることで国内を説得したという話、中国は共産党支配なので個人の見解より全体の統一見解が優先するという指摘は目からウロコです。
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■12月6日ひとこと 姉歯建築士のような人がどうやら他にもいそうだという話があります。怖いことです。
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■12月3日ひとこと 住宅強度偽装問題の解決法 姉歯建築士の設計のマンションの住人に公的支援を行うかどうかが問題になっています。もちろん納税者としては、おいそれと支援に納得するわけにはいきません。だけど納税者としてギリギリ呑める案としては、こういうのがあるかもしれません。
自治体は、どこかの自治体所有地の空中権を移転する形で、当該マンションの容積率を2倍に緩和する。周辺の土地を含めた都市再開発の形にしてもよい。住民は即刻退去し、マンションを建て直す。住人は、以前の3/4以下程度の面積の家ではあるが入居してもらい。残りの住戸は定期借地権付住宅として売り出す。その収益で、立て替え費用と住民の引っ越し費用を賄う。空中権は、マンションの寿命である50年後に自治体に返還する契約とする。あくまで住民救済が目的なので、今回の事件に利害関係がある建築関係者は一切関与させず、建て替え物件の設計にはオープンなプランを募る。これどうです。
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■12月2日ひとこと バカが思い描いている世界地図 爆笑です。 バカが思い描いている東京を描く超東京地図は、ぜひ石原知事にも見せたい。 ほかにもバカ日本地図とかバカ宇宙地図とか、なにをかんがえているのやら・・・。
バカアメリカ地図は、あれはあれで合っているように個人的には思うのですが。
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■12月1日ひとこと 「ビッグコミック スペリオール」に連載中のロドリゲス井之介作「世界の中心でくだをまく(仮)」、バカウケです。わたしも雑誌編集者時代はあんな生活してました。外から見てると異常かも。O島編集長に聞いてみると、業界的には話題になっているが、読者ウケするのかなと疑問の声ありとのことですが、むべなるかな。しかしあれはおもしろいですよ。
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