アリアンツ・アレナ(kuromomo氏撮影)
6月9日 マラドーナはどこ? |
6月10日 勝ち点3だけでいい。 ● イングランドーパラグアイ 1-0 フランクフルト 開始3分、ベッカムのブリリアントな右足による1点(記録はパラグアイのO.G.だが実質はベッカムの点)。これを守り抜けばいい。エリクソン監督は、前半40分ごろからそんなことを思いはじめていたかもしれない。パラグアイのDFは堅固。攻撃陣も18バルデス、ちょい悪美形13パレデスの運動量は、外気の熱さにも関わらず上昇を続ける。しかもこの二人、イングランド選手に執拗なファウルを続け、足元を削る削る。無用な怪我は防ぎたいのが監督の性であろう。選手の後半11分でオーウエン→ダウニングの交代で選手たちは監督の意志に気づいたか。1FW5MF。攻めの集中力が落ちた、というより、堅実なゲーム展開となる。 ゲーム無事終了。今大会でおそらく最強の4MF(ベッカム、ジェラード、ランパード、ジョーコール)、最近運があるクラウチ(シュートを決めたら変なブレイクダンスをするのでチェキラ!)、怪我から復帰した怪物ルーニー、17歳のウォルコットと才能に話題に事欠かず優勝候補の1角に位置するのが今年のイングランドである。予選をB組1位で抜けると(中省略)準決勝でブラジルに当たる可能性がある。2位だとラウンド16初戦でドイツと当たるかも。得失点差が高いと調整しにくくなる。最初はぼちぼち、3試合目辺りから他グループの動向も見ながら調整していくのが、エリクソンだろう。たぶんブラジルはそんなことつゆも考えないだろうけれど。 ● アルゼンチンーコートジボワール 2-1 ハンブルク 今大会で予想外に躍進するのはコートジボワールかもしれない。選手のスピードはまるでテレビを早送りしているようだ。注目すべきはドログバ。昨年チェルシーの試合をロンドンで見た際、爆発的なパワーに驚いた。当時不調だったクレスポーそう彼もチェルシー所属◯の代わりとして出場機会が増え、即、戦力となる。強いアルゼンチンが相手ゆえ今日は負けこそしたが、初出場組では台風の目度1位。死のC組。目が離せない。 |
6月11日 Orange’s Revenge ● コートジボワールーオランダ 0-1 ライプチヒ 不思議な感覚でゲームを見ていた。ファンニステルローイとファンデルサールはマンUで、ボメルはバルセロナ、ロッベンはチェルシー、とそれぞれのチームゲームで馴染みはあるのだが全員が一堂に会すと、こんなチームでこんなオールスターチームのように見えてくるのだなあと。それもそうだ、オランダは02日韓W杯に出場していない(6月にやることのなくなった(笑)オランダ人広告クリエーターが、もう一つのW杯”Other Final” の映画を撮ったのは有名な話)。つまり代表チームにとって8年ぶりの世界舞台。その鬱憤をはらすというか、水を得た魚のようにボールと戯れている。ミモレチーズのように堅く濃厚なゲーム。開始18分で左足の見事なシュートを決めたロッベンは、チェルシーにいるときよりも溌剌と90分走り続ける。Total Football の再来だろうか。楽しみになってきた。 ● メキシコーイラン 3-1 ニュルンベルク メキシコは伸び伸びと試合をする。W杯?てやんでい!といったように。実際このチーム、過去のW杯を経験する選手が少ない。GKサンチェスが唯一98フランス、02日韓を知っているが、いずれもサブ。試合には出ていない。FW陣フランコ、中田の同僚ボルトンのボルヘッティも後半早々と交代。メキシコ国内人気1位のFWフォンセカはこの日ピッチにいなかった。万能若手MFブラボが2発。余裕の初戦だった。イラン、がんばれ。 |
6月12日 知将は熱かった。 ● オーストラリアー日本 3-1 カイザースラウテルン 記録ノートを見直したら、前半31分「ヒディング怒る???Why??」、後半17分「ヒディ、いらだつ」と書いている(ちなみに今試合の記録6頁、ビール2缶)。我ながら余程気になったと思われる。でも采配はぶれていなかった。得点したケイヒル、アロイージは、途中交代の二人。やはり後半投入192cmのケネディも流れを変えたしなあ。わが日本。前半30分から柳沢の調子は悪くなり、高原の運動量も落ちていた。後半11分やむを得ない坪井→茂庭の交代。DFライン中沢が右に移り、左サイドは三都州、茂庭で守るがここから結構切り崩される。暑さで相手も参っているのなら、速さでひっかき回すべきか。柳沢→小野でなく小笠原や玉田。三都州→中田浩とかね。大黒もいいけど遅すぎだろう。ジーコは冷静なのか暑さボケか。 早朝ボケた頭でシュガーレディCM「次の試合に勝つために、中村選手と稲本選手はカツ丼を食べています」を見る。ナイス!初戦負けのトルコがベスト4になった過去もある。がんばれ日本! ● アメリカーチェコ 0-3 ゲルゼンキルヘン 前回ベスト8、今回はそれ以上の力と言われたアメリカがこてんぱんだった。ドノヴァンもマクブライトも精彩を欠く。2列目、3列目が積極的に飛び出すチェコは、攻撃が多彩だ。ネドベドだけでなく、2得点した“ピッチ上のモーツァルト”ロシツキー、1アシストのグリゲラは、見目も麗しい。ユーロ04以上の戦績が望めるかもしれない。 |
6月13日 リハーサル中 ●
韓国ートーゴ 2-1 フランクフルト |
6月14日 かわいい無敵艦隊 ● ドイツーポーランド 1-0 ドルトムント |
6月15日 才能と組織に関するプチ考察 |
6月16日 Go! Go! アルゼンチン Go! Go! オランダ! |
6月17日 愛の説教部屋 |
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スイスートーゴ 1-0 ドルトムント ●
(19日)サウジアラビアーウクライナ 0-4 ハンブルク ☆ 本日のビール Gruttogarter hofbrau シュツットガルトのピルスナー。淡いがきりり。
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6月20日 男の沽券 ● イングランドースウェーデン 2-2 ケルン ☆ 本日のビール Hacker-Pschorr Brau Weisedunkel 褐色の黒糖を思わせる味のビール。黒ビール党は好きなはず。アルコール度高いミュンヘン産。 |
6月21日 玄人好み ● オランダーアルゼンチン 0-0 フランクフルト ☆ 本日のビール Becks 日本でもおなじみ。瓶は普通。生がうまかった。当たり前か。 |
6月22日 柔らかなピッチ
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中田の引退とブラジル戦ふたたび
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ココロとカラダ ● イタリアーチェコ 2-0 ハンブルク ☆ 本日のビール シューマッハのAle 醸造元で飲む。新鮮。甘くなく濃い味。しかし重くない。1Lは飲めると思った。 |