爆笑! 四酔人サイト問答
理想が大切か、手法が重要か?(3)
かんべえ 世の中の大半の人が「こんなこと僕はついていけない」と感じさせるようなことであったら、どんなに正しいことでもついていくことができないということですよ。市場原理主義でも何でもそうですよ。
運営者 それはね、ついていかなきゃいけないという脅迫観念を持っているからでしょう。
かんべえ 岡本さんに限らず、「日本企業はこうあるべし」というような、世の中でさんざん出ているような話はほとんど達成可能ではないと思いますよ。なぜかというと、組織の構成員というのは「それをやったらなんとか回っていくものだ」という信頼がなければとてもついていくことはできないから。
運営者 その結果多くの企業が、おそらくこの2年から3年の間に破綻するというふうに僕は読んでいるから、この話を成立させているわけです。
師匠 そうはならないと思うよ。
かんべえ 山より大きなイノシシは出ないですよ。
運営者 それはまあ3年後に検証することができるでしょうね。
師匠 それでね、その日本の企業の8割が潰れるという話の中には…。
運営者 ちょっと待ってください、僕、8割って言いましたっけ?
師匠 うんうん、言った(爆笑) みんな聴いてただろう。
運営者 そりゃあまずい。
師匠 8割ってどれとどれだよ。
運営者 そんな言質がとられるようなこと言うかなあ。
師匠 じゃあ6割か。
運営者 ですから、そんなこと言うはずがありませんよ。(爆笑)
師匠 いいから言えよ。
運営者 そこを微分していくことになにがしの意味があるとお考えなのか……。
師匠 あとで検証したいんだよ(笑)。
運営者 そのころには、私は外国に逃げてますから。
田中 おれたちセブ島でごちそうになるんだ。
かんべえ とんでもない勘違いって多いと思うんですよ。例えば中国が日本をITで追い越すとか。
運営者 えっ、僕は追い越すと思っていますよ。
かんべえ 中国は、ソフトウエアの8割を輸入しているんですよ。
それからインドが日本を追い越すといわれているでしょう。インドが作っているパッケージソフトって全然ないんですよ。
【ご注意】 この座談は2001年に行ったものです。内容が古くなっているカ所がある可能性があることをお断り申し上げておきます。