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■7月31日ひとこと 民主党が、次の総選挙で政権奪取をしようと本気で考えているとしたら、勘違いも甚だしいでしょう。今回の勝利は、国民の年金行政と安倍不信が爆発しただけのもの。積極的な民主党支持ではないのでは。むしろ、財源なしで空手形を切りまくる政党が信頼されるわけがない。朝三暮四はこの国ではないということ。もし民主党が政権を取りたいのなら、もう少し政策をしっかりしてほしい。
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■7月30日ひとこと 家電量販店で、マッサージ器のコーナーでみんなだらけた顔をして座ってるじゃないですか。
これまで、「よくあんな無防備な顔が人前でできるな」と思って冷たい横目で通り過ぎていたのですが、今日、たまたまマッサージ器のコーナーに行ってみたら、空いてるわけですよ。しかも次の予定までにちょうど15分ほどある。
それで、わたしもだらけた顔をして座ってんですね。そうすっと、となりで営業マンとおぼしき若い安スーツ姿の男がやっぱりマッサージ器にかかっていたわけですが、その最中に取引先から電話がかかってきたんですね。
そのときちょうど、「激しい」揉みモードになっていて、電話に返事をする声が、「ワタシハ宇宙人ダ・・・」になっちゃってるんですよ。
これはいかがなものかと・・・。
てゆーか、丸川に投票したのはどーゆう奴なんだよ!
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■7月28日ひとこと 7/13日経新聞「わたしの履歴書」。いま、長島茂雄さんが連載していて、毎日楽しみに読んでいますが(ミスターは、わたしにとっては恩人です)、この日掲載された昭和33年、展覧試合で村山から打ったさよならホームランの写真は、有名な合成写真なんですよね。打った瞬間と、スコアボードと、ロイヤルボックスが写ってるなんて、不自然だと思いませんか? むかしは写真のこのような合成は当たり前だったんです。今でも時々やってるみたいだけど・・・。
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■7月26日ひとこと 台湾連載が終わって思うこと。日本アジア航空は、タレントを連れてって台湾で飯を食わせるというCMばかりやってるけど、それだったら他の国と変わらないでしょう。だったら比較広告をやればいいと思いますよね。「●国では日の丸を焼きながら叫んでいる。●国では日本大使館をデモ隊が襲撃している(義和団かと)。でも台湾では老人も若者も違うレベルで日本が好き」。これでいいんじゃないですかね。JALは●国や●国にも飛んでるから、できないだろうけど。
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■7月24日ひとこと 先週の金曜に有楽町でパーティーをやったのですが、民主党の地方選出代議士の友人が来ていました。今回は民主党は余裕ですな。
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■7月23日ひとこと 犬専用のアイスクリーム屋 「35度以上の暑さが連日続くウイーンで、イヌ専用のアイスクリーム屋が市内に初めて誕生した」とAP通信が伝えています。
前にフォルクスオパー近くのレストランでウインナ・シュニッツエルかなんかにかぶりついていると、向かいの席にでっかいゴールデンレトリバーを連れたご婦人がやってきて、犬がテーブルの下にドカッと座ったので驚いていると、店の人がメニューと、犬用の水入れ+エサ入れを持ってきたのにはさらに驚かされました。ドックフードが入っていたような。
あんまり驚いたので、そのとき撮った写真がこれ。すごい文化だ。
■7月21日ひとこと 空港のカード会社のラウンジが年々せこくなっているように思うのは気のせいだろうか?
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■7月19日ひとこと 宮本顕治氏死去 むかし、「100万円、クイズハンター」を見ていたら、「問題、『風の又三郎』『セロ弾きのゴーシュ』などを書いた作家は?」に、回答者が「宮本顕治」と威勢よく答えて、スタジオがシーンとしていたのを思い出します。
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■7月17日ひとこと 【丸川珠代氏、選挙権なし…NYから帰国後3年、転入届未提出=スポーツ報知】 こりゃひどいな。こんなのが国会議員になろうというのか? 政治意識ゼロじゃん。
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■7月16日ひとこと テレビでインタビューを受けている新潟の被災者の人って、みんな人がよさそうに見えるのは、わたしが都会のネオンに染まりきっているからでしょうか?
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■7月15日ひとこと 聞いた話で、いったん納得したけど、「やっぱり違うな」と思って否定したこと。
【女性がネックレスや指輪をほしがるのはなぜか】 それは、飼い犬が首輪をつけてもらって喜んでいるようなもので、特定の男性に拘束してもらいたいと思っているから・・・おもわず納得。
しかし、飼い犬は首輪の値段について買い主にうるさいことを言わない。やっぱり違うな。
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■7月14日ひとこと 物価上昇の足音 チキショー、ピザーラは何気に値上げしてるんだよなあ。ヘビーユーザーのわたしとしては、かなり困る。痩せたらどうしてくれるんだ!
なんか、ビミョーにモノの値段が上がってますよね。
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■7月9日ひとこと 進歩のない日本
紀貫之はネカマの元祖
紫式部は腐女子第一号
清少納言はブログ女
・・・だそうです。
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■7月8日ひとこと 【政府は5日、安倍晋三首相が政権構想の基盤に据える「美しい国づくり」に関する特別世論調査の結果を発表した。それによると、現在の日本について「美しい」と回答した人は53.3%だったのに対し、「美しくない」は43.0%に上った=時事通信】
中身のはっきりしない概念についての意識調査・・・あまりに無意味だ。つまらんことに税金使うな!。
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■7月7日ひとこと 【社会保険庁年金保険部の業務課長名で、昭和39年9月に出された通知に「厚生年金の記号番号の確認を誤ったことによる記録事故が、多数発見されている」と記載されていることから、これよりも前から記録にミスがあったものと認識している=NHK】
たしかにわたしも、まだ仕事ができない入社1~2年目頃は、「これ、ばれちゃったらやばいな」というポカを先送りして曖昧にしてしまうという子供っぽいこともやったような記憶がありますが(バブルでしたからね)、それを何十万人もの職員が、上から下までやっていたというのは、いくら役所仕事とはいえ、相当恥ずかしいことだと思いますね。プロとはいえませんよ。社会保険庁に一生奉職した人は、生きた証を否定されているようなもので、かなり哀しい話じゃないでしょうか?
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■7月7日ひとこと 物価上昇の足音 チキショー、ピザーラは何気に値上げしてるんだよなあ。ヘビーユーザーのわたしとしては、かなり困る。痩せたらどうしてくれるんだ!
なんか、ビミョーにモノの値段が上がってますよね。
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■7月5日ひとこと ある夜、六本アマンド前にて友人と待ち合わせ。
岡本 「ほー、あんなところに、大きなビルがあったかなあ?」
友人 「岡本さん、あれ、東京ミッドタウンですよ」
岡本 「・・・」
自分が時流についていってないのを自覚した瞬間でした。
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■7月1日ひとこと 05年に東京国立博物館で上演された、「サド公爵夫人」をテレビでやっていました。戯曲を読んだのは20年近く前でしょうか。
舞台はすべてが、パリのモントルイユ夫人邸内で進行し、サド本人は出てきません。舞台と照明はいいけど、衣装とカツラは頑張りすぎ。ここまでやらなくってもいいじゃないか。というか、ぶち壊し。あとテレビ収録の演出が下手すぎ。
三島の作品は、作品を見ることが、そのまま三島という個性や美学を理解することに直結している(あるいはそれを強制する)というのが特徴であり、見る側としてもある種の屈折した楽しみであります。この点ワーグナーに似ていますが、ワーグナーより強烈でストレートです。彼は究極のナルシストだったのでしょう。
1幕、2幕は、設定されたキャラのおもしろさ、価値の転倒のおもしろさ。論理性と、作者のサービス精神と、これはマジだった彼の性的倒錯のきわどい反映を感じさせます。描写が鋭ければ鋭いほど、やはり彼の実体験の反映だというのは、三島の作品と人生ストーリーを知るにつけ読者には明らかになってくるところです(たとえば『鏡子の家』のボクシングの描写とか、『奔馬』の剣道の描写とか)。
3幕は無理に盛り上げてまとめています。まずサドが獄中で書いた小説によって、現実世界が絡め取られてしまったという転倒・・・これは『盗賊』や『剣』のオチのつけかたそのまんま。出獄したサド公爵が12年振りに夫人に会いに来るけど、メイドの話によるとかなり太ってしまっている。これは『天人五衰』にも描かれている三島の老いや醜さへの恐れの現れでしょう。この辺は女性的な感覚です。
そしてラストの一言、「公爵夫人はもう決してお目にかかることはありますまい」。これは『春の雪』のラストに近いと思います。後期の作品だけに、三島の美学がけっこう凝縮されているなあと思いながら見ました。
それと、やはり三島の自死はいろいろ議論はありますが、『盗賊』のラストを自分でやっちやったんだろうな。彼の作品世界の完結だったんだろうなと反芻しながら3幕を観ていたのでした。
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