会社が信頼できなければ自分を磨くしかない
運営者 じゃあさあ、パソコンや英語をやるということが、世の中をプロとして渡って行くのにどのくらい役に立つと思ってるのかな?
りえこ それは「最低限のことだ」と言われますけど。
運営者 それ以外に、本当に必要なことって何だと思う。誰も教えてくれないし、なんだかわかんないでしょう。
りえこ それが漠然としてて困惑しちゃってるんだけど、最後のところはその人の人格だって聞きます。それもホントに最後のところなんだけど……。
運営者 だって大学生に「人格を磨け」って言われたって困っちゃうじゃない。
りえこ だけどそれは、大学生活の中でいろいろと前向きにきちんと物事を考えていれば、できるんじゃないかと思います。
運営者 それはまったくおっしゃる通りでございます、失礼いたしました(汗)。
りえこ インターンが、行きたい企業に入るのに一番いいみたい。
大学って自由だから、のほほんと過ごしてる人はそういう感じで過ごせるけど、そういう人だと面接官にはわかってちゃうみたいだし。
運営者 ホントかなあ。面達」の読み過ぎなんじゃないの? 面接官なんか、何にもわからないよ。
僕が思うのは、人間は成長するってこと。大学時代はボーッとしてても、会社に入って揉まれているうちにすごく成長する人もいるんだよね。そういうのは、採用時には判らないよ。逆に、大学生として優秀だからといって採用して、どうしようもない社風の中に置いてしまえば、しばらくすればそいつはスポイルされるよね。
だから、何回も就職のチャンスがあっていいと思うんだよ。個人の中では、3年に1回くらい転職のチャンスがあるっていう感じがちょうどいいんじゃないのかな。学生の時にしか採用しないのって、絶対におかしい。転職の門戸は常に開かれているべきだよね。
りえこ そのかわり、安定がないですね。
運営者 その会社に「ずっと勤めたい」という人なら安定していることは一番いいかもしれないけれど、「ステップアップしていきたい」という人にとっては、同じ会社に勤め続けなければならないというのはかえって足かせになるわけだから。会社に縛られるのってイヤじゃない。
まり みんなそう思ってますよね。
りえこ 会社自体に、信頼が置きにくいから。
運営者 なるほど。