シラケ職場の中で浮きまくる先輩
IT すごく面白いですよ。「ITがこれからどうなるか」という未来像を話していて。色々な将来像の発表があって、「へー、そんな未来があるんだ」と思って勉強になります。
運営者 "銀行さん"は社内でそういう勉強の機会はあるの?
銀行 うーん、あんまりないかな。先輩たちは、そういう会を通さずに、何かあったら直接どんどん上司に言ってますからね。
運営者 そうすると、上司がものわかりの悪いやつだったら困っちゃうね。
銀行 でも上司は提案をどんどん聴く姿勢があって、先輩が「これは絶対こうした方がいいですよ」と言える雰囲気がありますね。それは学生時代には想像もしなかったことです。
こんなに上司にどんどんモノが言えるとは思わなかったし、「えっ、そんなことを言っていいの?」と思うようなことまで言ってますしね。
運営者 上司は、それを聞いてムッとしてないかな?
銀行 ムッとしてはいませんね。「そういう意見もあるんだね。君の意見にもいい部分があるから、参考にさせてもらうよ」という感じです。
まあ結構みんな、仲良くなっているからそういうふうに言いやすい雰囲気があるんだと思いますね。
IT いいなあ。うちはそうじゃないですね。先輩が上司に、さっき言ったような正論を言ってると、周りの人たちは、「あ、また言ってる~」っていう感じで・・・。
銀行 うちは反対で、「どんどん言った方がいい」っていう感じです。私は新人なのであまり言わないんですけれど、そうすると「おとなしいね」って言われますもん。
運営者 そうすると、課長になったら言われる立場になっちゃうから、つらいよね。
銀行 課長は大変だと思いますよ。そういうのは、うちの会社全体じゃなくて、私が置かれている環境だけかもしれませんけれど。
運営者 社風だと思うよ。"ITさん"の方もそうで、その先輩はかなりあそこの会社の中では変わってるほうだと思うけどね。
IT 他の方はもっとおとなしいですね。
運営者 そういう中では、君の先輩は浮いてるわけだ。