以下に書くのは私見ですが、重要なことです。
「やはり、関東・首都圏でも健康被害は起きる」と、わたしは考えを変えました。
今月初め、東京西部で開業している医師と木下黄太と会って話したのですが、この医師は311以後、700例以上甲状腺エコー検査などを行っており、診断の結果、血液、リンパの病気が起きつつあり、それは1Fの放射性物質由来であろうという所見です。
医療検査の結果は、見方によってどうにでも判断できるところがあり、疑ってかからなければ見過ごしにするのは簡単なことです。しかし疑いの目で見れば、関東で汚染が激しいと言われている地域の患者に如実に悪い数値が出る傾向もあり、健康被害が起きると考えるしかないとのことでした。
わたしは、関東では食べ物に気をつけていれば何とかなるのではと思っていたため、強いショックを受けました。
この医師が診た患者の他、ここに来て数々の健康被害の報告が積み重なっています。千葉県内のある大病院の小児科には患者が押しかけており、新生児の小児がんも発見されています。これはこの秋以降、どんなに政府が隠蔽しようとも顕著になっていくことと思います。
恐らく今後起きる道筋は、医療機関への患者の殺到(おそらく検査が間に合わなくなります)、行政による嫌々ながらの健康被害の認知、水と食べ物についての防御策の実施、資産価値を激減させないための何らかの政策実施といったことになるでしょう。
しかしそれでも多くの人は首都圏に止まるのではないでしょうか。首都圏から移動するのは全人口の1割程度ではないかと思います。これは本当に大変なことですが、時間の問題になっていると考えています。