朴槿恵大統領は、日韓首脳会談の開催について、日本側の変化が条件とした上で、慰安婦問題について解決策を早くまとめるよう日本側に促しました。
すでに日韓基本条約で完全かつ最終的に解決している問題について、なぜさらなる解決を求めてきているのかまったく理解に苦しみますが、このムチャな「慰安婦」という外交カードの火付け人である植村隆元朝日新聞記者が「自分は不当なバッシングを受けている。名誉毀損だ」ということで週刊文春を訴え、そのバックに170人という大弁護団がつき、あまっさえ本人が外人記者クラブで会見に臨んで苦衷を述べました。
ひじょうにつまらない会見なのですが、見るべきところは33分くらいのところで、植村が勇躍して韓国に赴き、慰安婦を取材する中で慰安婦支援団体の事務局の女性と恋に落ち、結婚する件でしょう。
欧米のメディアでは利益相反を避けるために「記者はニュースに関係してはならない」という厳しい原則があるので、この外人記者の質問は当然で、こいつの答えはアウトです。少なくとも自分の配偶者が深く関係している、この慰安婦というデリケートな問題を記者として報道するには、客観性に疑問があるという点が問題なのです。
慰安婦の取材に行って、取材先の奴とデキて、そいつのいいなりに祖国を貶めるって、どーいう裏切り者だよ!
要するにハニートラップに引っかかっただけじゃん。記者として、最低線も守れない奴だったと自白しているだけ。
何がジャーナリストだか。
慰安婦を取材しに行って、自分が慰安されてりゃ世話ないわ。
しかもそうしたバイアスがかかっている怖れのある記事を35年間も放置し、日韓関係悪化の火が燃えさかっているのに、口を拭っているというのは常人の神経とは思えません。
またいちばん最後のところで、「自分は一本も吉田証言についての記事を書いていない」と言っていますが、朝日新聞は植村の記事を嚆矢として慰安婦報道を連発し、それを韓国中国が外交カードにしているのが問題の本質であって、火付け人がさんざん踊った挙げ句に何の反省もしないどころか逆ギレしている態度を見て指弾されるのは当然のこと。
植村にとっては、自分が慰安婦報道をしたのは、「日本がアジアの中で本当に信頼される仲間になるための作業」なのだそうです。
そのおかげでいま世界中に、意味不明ながら日本人を貶めようとする目的性だけは明確な「慰安婦像」が続々と立てられようとしています。韓国政府は国際場裡で公然と、慰安婦カードを使ってわが国を攻撃しています。
植村は脅迫被害者の立場として保身のための釈明に汲々としていますが、自分の報道の結果についてはどう考えているのでしょうか。自分の過失により災厄が招かれたのであれば、謝罪するのが当然の態度なのではないでしょうか。
こんな奴にわれわれは売られたということか・・・
しかもまた自分らが売られたことを喜んでいるバカ弁護士が170人。
狂っている、ほんとに狂っている・・
まあ、わたしは見苦しい会見だと思いますけどね。ご興味のある方はご参考になさってください。