■2月29日ひとこと ここ1週間ほどのメディアを使った大キャンペーンの結果、補助金のほしい自治体はがれき受け入れに積極的に動き始めたように思います。
開業している東大卒の弁護士が、がれき広域処理をFBのウォールで主張していたので、いくつかコメントしたら、「もう書き込まないでください」と書かれて締め出しを食らってしまった。そんなんじゃ、法廷で勝てないだろうに・・・
■2月28日ひとこと エルピーダメモリの破綻。政府は失策のそしりは免れまい。
■2月27日ひとこと 新築マンションに使われた石材が放射能汚染されていて線量が上がったという話がありますが、福島の森林は杉や檜の内部にセシウムが入り込んでいて、数千ベクレル/kgにもなると報道されています。あとセシウムをたっぷり吸い込んだ下水汚泥はセメント原料として再利用されています。・・・ということは、もうおわかりですよね、新築住宅はヤバイということです。すばらしい住宅政策に拍手!
■2月26日ひとこと 静岡の茶生産額は450億円。しかし農家はがれき受け入れ反対に立ち上がりません。なぜか。
まず、農家は借金で農協の奴隷になっている。農協に楯突くことはできません。JAは補償されることになっているのでがれき受け入れ賛成。昨年出荷できなかった分の茶の補償は、出荷価格でなく、卸値で補償されています。しかし、自分の畑が汚染されて茶が出荷できなくなっても、毎年補償さえしてもらえれば文句がないって、プロってそういうものですかねえ?
島田市長は、「お前ら江戸時代からお上に従ってきたんだから、今回もお上に従え」と発言したらしい。静岡はまだ江戸時代なのか?
がれきが拡散されて、農産物がどんどん売れなくなると、食えないモノを国が全額補償するというのを日本中でやることになるわけですが、そんなナンセンスなことを本気でやろうとしています。ちょっと報道ステーションで持ち上げられた松坂市の市長が張り切っているので、松坂牛はもう食えなくなってしまうでしょう。
■2月25日ひとこと 木下黄太氏が、バンダジェフスキー博士というのを来月呼ぶんですが、このおじさんはベラルーシの大学の医師で、チェルノブイリ事故由来の健康被害を研究発表して、政府に逮捕され、5年ほど投獄されていたという強者で、放射線健康被害についての第一人者。
全国で講演するんですが、東京講演はチケット発売開始30分で完売。他の会場も完売で追加講演設定中とか。情報飢餓状態になってるみたいですが、この情報のあふれかえった日本でなぜ・・・?
■2月24日ひとこと 善人ほど「ガレキは受け入れよう」と思いがちなんです。人間として、「困っている人がいたら手を差し伸べたい」気持ちは当然です。日本人は常に相手の立場になってものを考える習性がありますから。
だから「自分は何もしてない」という負い目を感じている人で、情報のない人、勉強してない人に限って、がれき受け入れを強く主張するんです。そう言うことで、消極的ながら被災地を助けている気持ちになれます。
だけど考えてみたら、がれき処理費用は国が全面的に負担すると去年の早い段階で決まってます。6万円強/トンは税金で負担するわけです。ということは、みなさん既にがれき処理コストをちゃんと負担してるんです。
だから負い目を感じる必要なんかないんです。それと、「がれきをどこで処理するか」はまったくの別問題なんです。
その善意に産廃業者が乗っかっているのがまた問題です。
■2月23日ひとこと 河村市長の「南京虐殺事件はなかった」発言は正しい。断固支持。南京との姉妹都市なんか解消しろ。
今日発売の「週刊文春」のトップ記事 事実関係については当事者の認識と齟齬がある可能性がありますが、記事のポイントは、
・福島から北海道に避難した子供140人を甲状腺検査したところ、11人に、「甲状腺がん」が疑われる深刻な所見がある。一人は「がん確定」で手術の予定=初の事例です。考えられているよりもかなり早い進行。
・彼らは福島で「良性」と診断されたが、その診断では細胞診が行われていない。
・福島の検診は3年ごとで、その間にセカンドオピニオンを取りたいと思っても「福島医大に行け」と言われてしまう状況。
・文春はダマシタ教授を直撃。3年間でガンを発症しても自分は責任を問われない旨の返事。
ただし、これらが今回の原発事故由来の疾病であるかと言えるかというと、蓋然性は極めて高いと言えるものの、立証はできません。
■2月22日ひとこと 政府と、政府が出資する会社、地域独占会社、独立行政法人、第三セクターについては、ネット対策会社を使用した言論操作を行ってはならないということを法制化する必要がありますね。税金を組織防衛に使うなと。
きのうニュースで流れていた、福島第一原発の現場を見て、線量を見て、「この事故現場の状況は未だコントロールできておらず、したがってこれは収拾のつかない災厄であり、また原子力発電は日本人の手に余るものであって継続は困難である」ということを看取することができないのであれば、その人は社会の中で責任ある地位(まあ課長以上かな)についてもらっては困るほどの、状況把握・判断能力の欠損者であると思いますね。
■2月21日ひとこと 【「南京事件なかった」と河村名古屋市長 中国共産党の市常務委員に「互いに言うべきこと言おう」=産経新聞】 なんとまともな! この一事だけでも、名古屋に引っ越してよかったと思えますね(慎太郎も同じこと言うか・・・)
■2月20日ひとこと 「岩手のがれきは安全」→× 大まちがい
盛岡でも文科省が2,992bq/kgを検出。平米だと19万bq。静岡の汚染度の倍以上。しかもそれを焼却して濃縮。
「安全ながれきしか移動しない」→× 大まちがい
がれきの正確な線量測定はムリ、がれきの全量測定もムリ。つまり安全を保証するのはムリ。
「東北の人を助けるためにがれき処理が必要」→× 大まちがい
がれき処理はトンあたり6万円=税金。このカネが地元から逃げるのを歓迎する人はいない。むしろ旗を振っている声の大きい人は利害関係者のケースが多い。たとえば家業が産廃業者の島田市長。
非汚染地域にがれきを拡散し、さらに焼却して放射性物質をわざわざ濃縮して危険度を高めるなんて、放射線管理の原則から考えたら非常識にも程がある。毒を製造する工場を建てるようなもの。しかもだだ洩れ。
■2月19日ひとこと 【静岡瓦礫受け入れ反対広告 静岡茶ver.】
静岡県がれき受け入れキャラクター「セシボン」 鮮烈デビュー! 笑ったwww
■オペラ・クラシック便り更新 東京二期会公演《ナブッコ》(2012年2月17日東京文化会館)
■2月18日ひとこと 【緊急全国署名イベント】バラまかないで!震災がれき 燃やさないで!放射能ごみ
どうも、いまになってやっと分かったのは、脱原発でも「がれきは全国に受け入れてよい、低レベルなら問題ない」と思い込んでいる人が多いということです。「受け入れる総量」が、必ず洩れるので環境中に出てしまうという認識がゼロです。
もっと言うと、「福島はやばいけど、宮城や岩手は放射能ゼロ」と思い込んじゃってるんです。ても盛岡市には2992bq/kg降っちゃってる。宮城に至っては、国は怖くて計測すらしていない。
静岡でも、話を聞いてわかったのは、「放射能は怖い」ことを若い人は知らないということ。だからがれき受け入れに引っかかりを感じない。日本人は電力業界に洗脳されて、放射能不感症になっちゃってるみたいです。驚くべき事です。
■2月17日ひとこと まあこれね、わかんないんですよ、なんなんだか。避難区域外の南相馬市の路上の黒い物質ですが、神戸大学で測定したらとんでもない数値です。100万ベクレル/kg。福島原発の核燃料が、爆発の勢いで直接とんできたとしか思えない。
まあコメントできませんが、ご参考まで。
南相馬市 大山こういちのブログ : ☆時は来た!「全国第拡散」!!
■2月15日ひとこと 近所の大通りに面しているスーパーに行くのですが、ここは親切で、「ただいま路上駐車違反の取締が行われていますので、正面に車を止めておられるお客さまは、裏の駐車場に車を回してください」とアナウンスしてくれますw
■2月14日ひとこと 2号機温度計、温度上昇。制御室の計器にまったく信頼性がない。壊れた羅針盤しか積んでない帆船で、太平洋を横断するようなもの。自殺行為・・・
要するに倒電が言ってるのは、「わかんないけど、たぶんだいじょうぶなんじゃないかな」ってことでしょ。
それで爆発したら「爆発しちゃった。てへぺろ」でしょ。
こんなアホな話に付き合えるかっての。
■2月13日ひとこと もう、平成上皇でいいんじゃないかな。
■2月12日ひとこと 名古屋市内を車で走っていて、のろのろ走っている前の車に「なんだコイツ、大宮ナンバーかよ」と言っている自分が品川ナンバーな件について。
■2月11日ひとこと 2008年の卒業式で、大阪のある中学校では、国歌斉唱のときに160人の生徒のうち一人しか起立しなかったそうです。もちろん先生も着席していた。教育委員会は教師に事情聴取しようとして3度呼び出したが応じなかったので、職務命令違反で文書戒告処分にした。教師はそれを不服として、処分取り消しと200万円の請求を求めて訴えましたが、当然裁判所は訴えを却下しました。
しかし、他国の国歌斉唱の時に座っているというのは考えられないことで、もし着席していたら常識なさ過ぎです。子供にそういうことを教えずに教師と言えるのか。国旗国歌は、どの国のものであっても、主権国家システムの世界では、法律と同じように尊重されるべきものです。それともこの教師たちは日本と戦争がしたいのかな? じゃあ給料もらうなと。
「思想・良心の自由」と言うが、国歌に思想を持ち込むのはわがままとしか言いようがない。こんな異常なことが罷り通っていることが信じられない。
■2月10日ひとこと 知人の子供が、書き初めで「脱原発」と書こうとして、校長先生に止められたらしい。
■2月9日ひとこと 当地は「奇祭」のシーズンです。だいたい裸祭りですが、一番変だったのは、みんなで裸になって笹を担いで川の中に入り、笹によじ登って倒れた方角で今年の吉兆を占うという・・・今年は「吉」だそうです。ローカルニュースがおもしろくてしょうがない。
■2月7日ひとこと 初めて明治村に行ってみました。これはおもしろい!
住民登録したので(年間パスポート)、これからちょくちょく遊びに行きます。
「坂の上の雲」よりも明治ですよ。
もっとも驚いたのが、フランク・ロイド・ライトの帝国ホテルです。空間設計がとてもおもしろいのですが、写真ではわからない、行ってみて初めてわかったのは、この建築はマヤ文明(プウク様式)の遺跡をモチーフとしたものだったということです。内装は加工が容易な大谷石とテラコッタとスクラッチ煉瓦で(いまもオールド・インペリアル・バーで見ることができるやつです)、これらを元にマヤ遺跡風の装飾と、凝った光の演出を施しています。つまり日本を代表するホテルなのに、和風でもなんでもなくて、はっきりと「マヤ風」なんです。日本におけるライト式=マヤ遺跡風、これを指摘している人は少ないと思います。
関東大震災の当日に落成し、周りの建物が倒れる中、被害が少なかった。そして、その後の日本の建築物にあまりにも大きな影響を与えたと思います。真っ先に思い浮かんだのが前の首相官邸ですね。これはまるまま帝国ホテルをまねています。地下に吐水口があるのですが、これも帝国ホテルのロビーのマネだと思います。それからわたしが大好きな銀座のライオン、この装飾もそうです。正面の大モザイク画の前に壺が一対あって、いつもなんだか不思議に思っていたのですが、これは帝国ホテルからマヤ風の要素を除いてパクって来たものですねえ。残念ながら取り壊されてしまった三信ビルもそうじゃないかな。
つまり、震災後の日本の建築は、ロイドが持ち込んだマヤ遺跡風装飾がかなり踏襲され、昭和の東京の風景を作った決定的な要素になった。つまり由来の分からないマヤ風建築で昭和初期の東京は溢れていたのではないかと思えてなりません。この建築の歴史的意義は極めて重要だと思います。
■2月5日ひとこと 東電のB/Sに計上されている加工中等核燃料 7500億円。この中には東電の持つ核燃料のうち、MOXの仕掛かりとか、使用済み燃料が含まれてるんだと思います。しかし、使用済み核燃料を外部に販売できるとは思えません。市場性がないものに数千億円の価値をつけて資産計上するのは粉飾の疑いがあります。使用済燃料再処理等準備引当金は1200億円あるが、崩せないし、処理サイクルは確立していないし、引当額自体、処理の難しさに比べれば少なそうです。
そんな財務情報を元に株を売り買いするというのは東証としても問題なはず。
福島第一原子力発電所1~4号機の廃止に関する費用または損失のうち加工中等核燃料の処理費用 44億円
ということなので、飛び散った燃料棒はもう見捨てて、損失処理してるみたいです。
■2月4日ひとこと だっげらいよんのがれきのうた【がれき広域処理はやめて!だっげ♪】新バージョン
■2月3日ひとこと 沖縄防衛局長が、候補者を支持するでもなく、投票権行使を呼びかけたら更迭で、組合が自分らで立候補者を立てて組織選挙をやるのはOKですか? それ、なんかおかしくない? 局長が「コイツに投票しろ」と言ったのならアウトだと思いますが、いつもそれをやってる側が局長を内部告発するのはまさに讒訴だろう。
■2月2日ひとこと 浅尾慶一郎氏と去年飲んだときに、彼は民主党時代に若いのにシャドーキャビネットで防衛大臣だったわけですが、「なんで?」と訊いたら、「民主党にとって防衛問題は鬼門で、他にやる人がいなかったのでやることになっただけですよ」と言ってました。北沢といい、一川といい、田中といい、なるほどねーと思いますね。
■2月1日ひとこと 【新日本プロレスがブシロードに全株式売却】 昔よく木谷社長と飲んで帰るときに、彼は必ず地下鉄のキオスクでスポーツ紙と週刊プロレスを買ってむさぼり読んでたんです。新日本プロレスの顧問弁護士が勉強会の中核メンバーだったので、チケットをもらって一緒に国技館や後楽園に見に行ったなあ。最近はさすがに誘われてもご遠慮させていただいておりますが。長年の努力の末に、遂に親日買収。たいしたもんです。心からおめでとうと言いたいです。