ナビ1ナビ2ナビ3ナビ5
ナビ4ナビ6

HOME > こちらデスク > 「新日本人/旧日本人」モデル > 2.生産性、効率性、コスト意識……辞書にない

「新日本人/旧日本人」モデル


旧日本人のビジネス・マインド■

1.本心から、「自分の使命は儲けることだ」とは思ってない

組織を存続させることが前提なので、「儲からない組織は無駄だ」とは考えない



 なぜ日本企業の収益は悪化しているのか。それは旧日本人は「儲けなければならない」と本気で思っていないからだ。
 旧日本人は「カイシャは自分たち社員のものだ」と思っているので、「儲けなければならない」という根本的な利益動機が欠落している。無理して儲けなくとも、自分たちの給料が出ていれば問題や危機感を感じないのだ。


 しかしこれは競争上、致命的な動機の欠如である。「会社は社員のもの」という認識なら、汗水かいたり、うんうん唸りながら働いて、利益を上げ株主に還元する必要など全然感じないだろう。だから、会社が儲からないのは当たり前なのである。本来のオーナーである株主の意思が株式持ち合い制度によって企業統治に影響を与えないのをいいことに、商法上は単なる使用人でしかない社員が、実質上の会社の主人として会社をいいように私物化しているのだ(この表現に少しでも反感を覚える人は、役割認識ができていない)。ここには利益動機など影も形もない。


 現場から遠いところにいる者ほどそう思っている。現場から一番遠いのは本社だ。本社には、「自分の地位が安泰なら儲けなんてどうでもいいや。人にガミガミ言って嫌われるのは嫌だな」と思っている「泰平の逸民」旧日本人と、「なんとか儲けなきゃ。みんなを救うためには痛みを伴う改革をして生産性を上げるしかない」と焦っている新日本人が同居している。そして新日本人の方が数としては明らかに劣勢である。最近はトップに新日本人と目される人物が就く大企業が組織が散見されるようになった。しかしそうした組織でも、旧日本人の抵抗封じ込めは、トップがよほどのマネジメント巧者でなければむつかしい。
 企業より、自立したNPOのほうが「活動を続けるためには収益が必要だ」ときちんと認識しているくらいだ。儲けられなければ自立はないのである。しかし自立の必要を露とも感じていない旧日本人には、これをどう説得しても得心させることができない。彼らは梃子でも動かせない。

 旧日本人は何かの判断を迫られた時に、経済的な事情をほとんんど考慮しない、あるいは他の理由より後回しにしてしまう。
 特に自分の懐が痛まない公共的な支出となると、とたんに「なんでもくれくれ」の大合唱である。「受益には負担がある」という当たり前のことを見事に忘れている。常に全体利益を考慮する新日本人はたいへん違和感を憶えることである。


 旧日本人の個人の意識があまりにも社会全体と一体化しているので、公共的支出をする行政と、自分個人との距離の測り方がわからなくなっているのか。あるいは公共的支出の主体が国、県、市町村とバラバラに分かれていて実体がつかみにくいことが判断を狂わせているのか。それとも単純に全体依存的な心的傾向がなせる技なのか、原因は定かではない。


 普通なら、うまい話があると「ちょっと待てよ」と二の足を踏むはずだが、もはや旧日本人は「自分の財布から直接お金を払う消費行為以外については、経済的な判断をする必要はない。それは自分が受益しても、負担はしなくて良いものだからだ」と割り切っているようですらある。これがあまりにも豊かになり過ぎた国民の持つ金銭感覚なのだろうか。

 そしてこの経済感覚の鈍磨が、企業社会にも暗く大きな影を落としている。
 ビジネスの帳尻は、「儲かるか儲からないか」、それだけである。「長期的に見て」とか、「雇用や環境的要素を勘案して」というつけ足しはあくまで修辞でしかない。敢えてそうした修辞に軸足を置きたい経営者は、株主利益追求を目的とする「株式会社」の看板は下ろすべきだ。株主が満足し、他の投資家を招き入れることでができるくらいの魅力的な資本効率を達成して、しかるのちに雇用維持や地域貢献、環境配慮に目配りするのであれば筋が通っているが、「環境重視」のかけ声を前に持って来て利益が出ない言い訳にし、株主をないがしろにするのは経営の怠慢でしかない。


 この点を、旧日本型企業の経営者たちは混同して自分の都合の良い方向に話を持っていこうとするのが常だが、「儲かるか儲からないか」を念頭に置かなければ、利益を上げるためにあらゆる努力を払うのが経営者の本分だろう。そのために経営者は、高付加価値製品の開発、売り上げ拡大、生産性向上、効率化、コスト削減、スピードアップ、あらゆる手段を駆使しての競争優位の獲得を心がけている。しかしもしも利益追求を目的としないのであれば、実際のところ誰も仕事の効率化やコストカットなど考えたくもないだろう。


 つまるところ、旧日本人は目標を持たずに仕事しているのだ。「業績を向上させ、資源をさらに集めてより強くなる」という、ビジネスマンとして当然の方向感覚すら持ち合わせない、ぶら下がり意識旧日本人は、「儲けを考えるなど、経営者の仕事であって、そのようなことを社員が喋々するなどおこがましいことだ」と思っている。そして実際のところ、誰も本気で「どうやって儲けるか」について考えていない。今の仕事が雪隠詰めになっているのがわかっているのに、新しいビジネスモデルを思い描こうとはしないのである。。結果として時間がたつほどに資源が空費されるのである。


 口では「ボクは仕事のことしか考えていない、会社が人生そのものだ」と嬉しそうに言う旧日本人もいるが、彼が白状しているのは「会社での生活だけが自分の内的世界を構成している」という貧困な精神構造であって、そうした認識は実際のビジネス上の価値創出能力と連動していない。つまりたいてい、こういうことを言っている人は会社にしがみつくしか能がないので、近い将来ぶら下がり社員に落ちこぼれる可能性が高い。

スクリーンショット 2013-02-19 16.11.15.pngスクリーンショット 2013-02-19 16.11.30.png

「新日本国」の夜明けは近いか






































2016

鈴鹿市のホワイト歯科 歯肉炎 技工士 介護施設のアルバイト/介護職員求人募集について|三重県鈴鹿市/デイケア北さんち
仙川駅前の皮膚科・消化器内科 高脂血症  税理士名古屋で資金調達、会社設立、承継 建許可申請 ご家族で歯の掃除 千葉県にある予防歯科 仕組債・仕組預金についての分析 訴訟支援 銀座のコンタクトレンズならモリタツ眼科クリニック漏斗胸手術・心臓内科・感染症内科 論文ビジネスマナー研修 新人研修 思いやり

東京都 矯正歯科 複雑症例内科・リウマチ科について/愛知県豊田市 自己免疫疾患切らずに治すALTA療法(アルタ療法)硬化療法 [ch0]
医療広報を極める 診療所・クリニック・医院のホームページ制作WCLの作成HP例 静岡 肛門科国立にある内科・中央線沿線で糖尿病治療なら 運動療法相模原市南区 内科、特異的免疫療法(皮下免疫療法、舌下免疫療法)京王線笹塚駅 コンタクトレンズ処方 ささづか加藤眼科イオン導入 柿本

おおはし整形外科 鶴見区 捻挫幸区の耳鼻科 中耳炎、花粉症浜松市 痛くない痔の日帰り手術 治癒
松山市で漏斗胸治療を行っている病院 心臓ドック心療内科の千葉 精神科 産業医青森市 横内耳鼻科 重心動揺検査

江戸川区 葛西にある整体 手技町田の整体ならたむら整体院 脳幹大阪市の肛門科で、下肢静脈瘤で有名 予防法漏斗胸手術後に筋肉トレーニング運動 費用Totsuka Clinic名古屋駅前 クリニック開業セミナー開催
大宮駅前 ひるまこころクリニック さいたま市大宮区桜木町 保険医療機関・心療内科鹿児島県霧島市 はやと形成外科クリニック やけどを治す口元のコーディネイト 愛西市